介護に転職する際の注意点3つを紹介
介護への転職を検討しているけど、初めてで不安を感じる
介護に転職する際の注意点があれば事前に知っておきたい
介護業界に転職を決めたが、このような不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
介護業界は人手不足傾向にあり、転職の難易度は決して高くはありません。
しかし、準備不足で転職活動を始めてしまうと自分に合わない職場に就職してしまうなど、失敗に繋がるケースも少なくありません。
今回は「介護に転職する際の注意点」を3つに絞り分かりやすく解説していきます。ぜひ最後まで御覧ください。
① 転職動機を明確にしよう
介護業界に転職を決めた時、最初に注意したいポイントになります。
介護業界に転職を決めるにあたり、将来について様々な検討をしたと思います。
「介護の仕事をやっていこうと思った理由」
「介護でキャリアアップしていくにはどうしたらいいのか」
など、多くの視点から最終的に決定したのではないでしょうか。
転職理由を明確にしておくことで、採用面接時の志望動機を聞かれた際も、矛盾なく順序立てて伝えることができ採用される確率が高くなります。
採用する側も「介護に向き合っていけるか」「すぐに辞めてしまわないか」などは気になる部分でもあります。
自分の考えを正しく伝え「この人なら貢献してくれそうだな」と感じてもらえるような動機を考えてみてください。
また、動機を明確にすることは介護の仕事を続けていく上でも重要になります。
仕事を続けていく以上、人間関係や業務内容などで時には壁にぶつかってしまい、辛い思いをすることもあるでしょう。
そのような時「なぜ自分は介護の仕事を選んだのか」と原点に立ち返ることができ、苦境から抜け出す道標になってくれます。
面接対策のためにも、そして将来のためにも転職動機を明確にしてみましょう。
② 自分に合う職場か事前確認をしっかりしよう
一口に介護といっても理念・支援対象・勤務形態は様々です。
自分に合った条件の職場なのか事前準備を怠らないことに注意が必要です。
どの方を支援対象にしているのか
高齢者・障害者・児童・生活困窮者など支援対象にも多くの選択肢があります。一番関心のある分野を検討してみてください。
勤務体制はどうなっているか
デイサービスなどの日中のみ、24時間生活を支えているところまで様々な形態の施設があるので、自分に合ったものを探しましょう。
具体的には
・早番、遅番、夜勤などの変則勤務ができる場合は24時間支援する施設
・家庭の事情や生活サイクルを安定させたい場合は日中サービス施設などが候補に挙がります。
職場の雰囲気は合っているか
また、職場の雰囲気も大切な要素です。
介護の離職理由第1位は「人間関係」となっており、職場環境は重要です。
できることなら職場見学をさせてもらい、続けていけそうか雰囲気を感じてみてください。
今後長く働くことになる職場、事前準備は慎重かつ丁寧に行うことをおすすめします。
③ 介護に活かせるアピールポイントを見つけよう
最後の注意点はこれまでの経験・スキルを介護の仕事に活かせる要素を見つけることです。
「介護に活かせる経験なんてない」と思われる方もいるかもしれませんが安心してください。
介護は生活を支える上で多くの知識・経験・スキルを活かす場面があります。
例を挙げると
・接客の経験がある方はコミュニケーション力
・パソコンの知識に深い方はデジタル化による業務負担の軽減
など、前職の経験を活かした活躍をすることができます。
また、面接時にも介護に活かせるアピールポイントを伝えることができれば採用側の印象も良くなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は介護に転職する際の注意点を3つ紹介しました。
現在日本は超高齢化社会といわれ、国内高齢者の割合は28%を超えています。
従って、今後も介護業界の需要は増していくでしょう。
現在は介護専用の求人サイトがあり、簡単に自分にあった求人を探すことができます。
介護に転職をお考えの方、まずはどんな求人があるのか探してみることをおすすめします。
紹介した注意点を意識しながら後悔のない転職につながるよう今記事を役立てていただけると幸いです。